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妊娠中に飲んでもいい市販の頭痛薬は?

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妊娠の初期には特に、ホルモンバランスの乱れや脱水症状、不眠といった理由から頭痛になる人が多いそうです。

うちでも妻が頭痛で苦しんでいたので、市販の頭痛薬は飲んでもいいのかを病院に問い合わせることにしました。

先生によると、

鎮痛剤の「アセトアミノフェン」ならば、比較的効果が弱いので常用しなければ妊婦が服用しても大丈夫。ただ本当に我慢できないときだけにしてください。

とのこと。もちろん処方薬がもらえればそれに越したことはありませんが、病院は遠い上に診療時間もすでに過ぎている……そこで、アセトアミノフェンを主成分とした市販の頭痛薬を教えてもらいました。

アセトアミノフェンが主成分の市販頭痛薬

  • タイレノールA
  • ラックル
  • ノーシン
  • 小児用バファリンチュアブル

上の4つは主成分がアセトアミノフェンです。ただ、ノーシンの成分にはカフェインが1回の服用当たり70mg含まれているので、1日の許容量100mgに近ずいてしまいます。お茶やコーヒーなどが好きな方はタイレノールの方がいいかもしれません。

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ラックルは腰痛の薬として販売されていますが、アセトアミノフェンは処方薬のカロナールやタイレノール、ノーシンと同じく300mg。腰痛に悩む人が選択しやすいように特化して書いてはありますが、鎮痛剤としての成分量は同じです。

小児用バファリンチュアブルは3歳から服用が可能ということもあり、アセトアミノフェンの含有量は1錠当たり50mg。1日に最大6錠までとされているので、量を調節して飲むのには適しています。

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アセトアミノフェンの安全性

アセトアミノフェンについては薬剤師会の資料にもこうあります。

アセトアミノフェンは胎盤を通過する。しかし、通常量の短期仕様では、安全であることが知られている。
妊娠・授乳と薬 - 対応基本手引き

ただし、上の資料を見ると分かりますが、妊娠3週目までは薬の服用が胎児に影響を与えることはないものの、本来の周期なら生理予定日の4週目から7週目は器官を形成する重要な時期であるとのこと。

やはり安易に市販薬を飲まずに、病院で診察を受けて処方薬を出してもらうに越したことはありません。妊娠後期は特に注意が必要です。

妊娠初期に飲んではいけない頭痛薬

飲んではいけない頭痛薬も教えてもらいました。特に飲んではいけないのが、「アセチルサリチル酸」の入っているもので、これを飲むと出血や予定日の遅れなどに関連するとのこと。

市販薬でいうと、バファリンやケロリンに含まれています。アセチルサリチル酸以外にも、ロキソニンは飲まないように言われました。

薬の説明書にも記載されていますが、妊娠中の頭痛薬服用は通院している医師に相談して、用法用量を守って正しく服用することを心がけましょう。